初生日本伝統芸能
昨日、「京おどり」に行ってきました。
写真は、最後の舞妓さん、芸妓さん総出演の最後の踊りなのですが、手・指先の動きなど、とてもしなやかで妖艶で美しい。
知ってる中でこれに一番近いのはマツケンサンバだなと思った私って・・・。
いやいやマツケンサンバが、日本の伝統芸能を受け継いでいるとも言える?
っていうのはさておき、私が特に面白かったのは、着物の着方。
着物の種類や、舞妓・芸妓によっても、違うみたいですが、、
パターンによる違いは無視して、印象に残ったのを列記すると、
- 着物を折り返したり、前裾を上げたりして着物裏や中の赤い色を見せる。
- 帯が幅広でグルグル巻きでパンパン。で、後ろは長く垂らす
芸妓さんは、
- 首の後ろを大きく見せ、胸も開き気味
- 裾は後ろに長く、扇型に引きずる様
- 帯は下の方巻くパターンもあり
凛としている中にも隙があって、凄く色っぽいのです。
浮世絵のデフォルメして歪んでるなぁと思っていた形って
あながち間違いじゃありませんでした。
私が普段見る着物からは、大きくデフォルメ、エスカレートしたカタチ。
「コギャル」 → 「ガングロ」 の流れと同じでしょうか。
でも、「普通」からかけ離れても、その形が残っていること、
守り続けていることは、やはり凄いことだと思います。
一つのスタイルにこだわる事ってエネルギー要りますもんね。
昨日見た舞妓さん芸妓さんからは、自分達の姿を誇りに思う気持ちが感じられました。